帰って来るなり録画しておいたスカステのスペシャル番組を見て。
すげえー!とうあすですべった!
こっぱずかしくてたまらんが、このはずれ感も貴重だな・・・。
(信者としての正直な感想)
・・・・・・
安蘭けい「蝶〜Butterfly〜」のCDは22日に入手していました。
「蝶〜Butterfly〜」
サビの部分は他の媒体でとっくに聞いていたにもかかわらず最初に全部聞いた時にはびっくりしました。
(以下は私の限られた知識の中の感想です)
昔話になってしまいますが、私が初めて公演主題歌CDというものを買ったのが、「ガラスの風景」「バビロン」の時のもの。
とうこちゃんの歌う「バビロン」も本公演時とは全く違うものだったのですが、タータンの「岐れ道〜流れ去った青春」。
歌詞が歌詞である上に、普段の男役声とは違うナチュラルな柔らかい声で歌われるものだから、生身の女性としての歌に聞こえてしまいまして。
とうこちゃんはその後に「マスカレード〜ロマンチカ宝塚'04〜」という、これまた公演とは別物?的主題歌を出してくれたので、相変わらず今も星組さんの主題歌CDは買い続けていますが、さすがに芝居歌担当になるとあんまり冒険は出来ないのかな、と感じております。
タータンの冒険は、やはり、退団公演という特別な最後の区切りだからこそ出来たんだろうなーと思いました。
「蝶〜Butterfly〜」については。
特に高音部の歌い方。
「それこそがWoman」・・・何回も出てくる「Woman」という単語。
「・・・たわ」の言い回し。
宝塚の男役であることを全く意識していないどころか完全に女性視点の曲だと。
もちろん、公演主題歌CDであったタータンの「岐れ道」と、安蘭けい初のオリジナルCDと銘打った「蝶〜Butterfly〜」はコンセプトは全く違うはず。
ただし、退団発表後に出した曲という事で、男役の鎧を脱ぎ捨てやすくなっていた共通点はあるかもしれない。
男役をごくナチュラルに演じることが出来るようになることこそ「極める」事であり、退団を決めた時点でその境目はかなり薄くもなっているだろうし。
さらに、ただし、一歩踏み込んでここまで女性性を強調した曲になったのは、安蘭けいという人がどういう存在としてファンに思われているのかというあたりも、かなり考慮されているのではないかな、と。
アンケートの好きな役でアイーダが一位になり、ご本人も退団時の記者会見で特に印象に残った役にアイーダをあげていて、そこに男役としてどうかと思うといった異論も出なかった人、であります。
舞台を降りれば、男顔ではあるものの華奢で凛々しいおねえさんであった彼女にファンが夢見ていたものは、男役の延長としての王子様でも理想の恋人でもない、一人の女性への共感やら舞台人としての尊敬やらの要素が大であったように私なんぞは思っているのですが、如何なものでしょうか。
だから、タカラジェンヌとして出す最初で最後のCDの表題曲が、こういう曲になったのだろうと。
(いや、どんなジェンヌファンも大多数の方は王子様や理想の恋人を夢見るほど夢子さんではないだろうけど、と、考え直してみる)
(まあ、そういう割合がとうこちゃんの場合、極端に低いだろうという事で)
「蝶〜Butterfly〜」、ちょっと気持ちが落ち込んでいるときに聞くと、ポジティブについて行けずますます落ち込んでしまいかねない曲で
したが、「危うさを秘めた強さ」という点でトウコちゃんらしいと思いました。
「DREAMER」
ヅカ的キーワードがそこかしこにちりばめられ、音域としても保守的な感じの曲。
それだけに、こういった曲を歌いこなすのは、確かに難しいだろうな、と思いました。
リズムがリズムなせいか、歌詞のせいか、聞いていて、暗い劇場内に青みがかったペンライトが揺れる情景が浮かんできてしまって。
言いっぱなしついでに白状しておきますと、私のさよならショーの希望は、荻田先生に新たに作詞してもらった去りゆく人仕様の「ブルース・レクイエム」で幕にしてもらいたいという事です。
「ブルース・レクイエム」ってそういう曲じゃないだろう、とか、とうこちゃんはそういう歌は歌い込んでこそ真価を発揮する人だよね、とか、承知の上で。
「異邦人」
なつかしー!
そして、「蝶〜Butterfly〜」で受けたようなショックは全然覚えず。
ちょっと翳りを帯びた声色が原曲の私のイメージにはまったのと相まって、大変ナチュラルに聞くことが出来ました。
さすが、十八番だけのことはある。
と、いう訳で、冒頭のクリスマススペシャルミニドラマに話は戻ります。
ファンは、華奢な凛々しいおねえさんだと思ってるんだよ。
普段化粧で指輪渡されても・・・ははは。
ご近所様達が口をそろえておっしゃっていた「ゴーストだ!」は私も思いましたですが。
もう一つ、猛烈に既視感があったのは、アレです、あれ。
曲にも歌詞にも関係無しに流れる、カラオケのバック映像。
「白薔薇の人」を熱唱していると後ろに流れちゃったりする、不倫カップルめいた男女が思わせぶりに演じたりするあれです。
無意味に映像が切り替わり、雪が降りしきるところや教会の全景が映し出されるところで、猛烈に感じました。
「演技の重要なパートは流れるような台詞です」・・・ああ、キャシー・セルダン、あなたの意見に賛同します。
台詞と歌があれば普段化粧でもとうあすの力で何とかなったろうか。
もう一つの「蝶〜Butterfly〜」映像については・・・。
笑わせていただきましたという事で。
普通にしていればおねえさんなのに、何故に狙ったとたんオカマさんになるんだろう・・・。
ファンにあるまじき事をしゃべり散らさせていただきましたが、レスです。
オウ様より気に掛けていただいていると伺ったときにも大変嬉しかったのですが、ご心配いただいていたようで、何ともはや。
「欧米ヒロイン人妻説」は、私の好きなファンタジー作家であり翻訳家である井辻朱美さんの説からの盗用・・・と言っていいです。
「クレーブの奥方」は確かに宝塚化の意欲をそそられますね。
「谷間の百合」は主人公格としてのフェリックスがちょっと弱く感じられますが、アンリエットの女性としての苦悩を思うと舞台化して欲しいようにも思っていまして・・・。
同じように宝塚の舞台でやるとしたらと想像なさっていた先輩がいらっしゃったと伺って、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。
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そうですねえ、私も「今は」そうですが、最初は違いましたよ。瞳子ちゃんに「男性性」を求めてはいませんでしたが、「男役」という異形のものに心奪われていました(ちなみにその時すでに宝塚歴30年余。何回繰り返しても馴れることなく・・・)。
そこには「安蘭けい」という人すらいなくて、ましてや女性としての安蘭けいなどは全くいなくて、禍々しいほどに美しい光り輝くなにかに日ごと夜ごと心を絞られる日々でした。
いつからMeyさんと同じような境地になったのか・・・アイーダという役は私にとって何だったのか・・・今晩はそれを考えながら休むことにしましょう(笑)。
「アイーダ」という役に思い入れが多い方がいらっしゃるのは、そういったファンの割合も多いのかもしれませんね。
>>そこには「安蘭けい」という人すらいなくて、
わかるという言葉を軽々に発してしまうのはどうかと思いますが、こちらについては、とてもよく「わかる」と感じてしまいました。
私は、パーシー・ブレイクニーと結婚できたらいいなーと夢見る乙女であり、ティリアン・パーシモンのために死にたいと思っている忠実な部下であります。
各とうこちゃんが演じてきたキャラクターの虜になってきたことは確かなのでありますが。
それ故に、そのおおもとの方には、尊敬のみになってしまったというか。
いろいろファンにはあるまじき事を書き散らしている私を、温かく見ていただきまして、本当にありがとうございます。